鳥取ガス株式会社
代表取締役社長 児嶋太一
2018年、私たちは創立100周年を迎えました。これまでの発展を長年支えていただいた地域のお客さまをはじめとする全てのステークホルダーの皆さまに心より感謝申し上げます。
私たちは全国でもまれな市民運動により誕生し、1918年の創業以来、人々の暮らしを豊かにするという使命を抱き、地域の皆さまと共に多くの災害を乗り越えてまいりました。
そして創業100年を機に、私たちはブランドを「enetopia(エネトピア)」へ一新し、次の100年へスタートを切りました。
この新たなブランドは、 エネルギーとユートピアを掛け合わせた造語で、 地域の資源からエネルギーを創出するだけではなく、地域を活性化するという意味でのエネルギー。そして地域の人々と共にユートピアを実現したいとの意味を込めています。またエネトピアの文字の中心にあるtoは創業の地である鳥取を起点にサービスを広げる意味が込められており、さらにtopが埋め込まれており、 エネルギー事業者のトップを目指す意志も込めています。
鳥取ガスというブランドは、地域では「とりガス」と省略され、1世紀にわたり親しまれてまいりました。
私たちにとって、コア事業である「ガス」を含まないブランドへの移行はビックチャレンジとなります。
しかし、この自由化時代において、エネルギーとサービスの地産地消と地域内経済循環を実現し、常にお客さまの期待を上回る商品やサービスをお届けするためには、従来の枠にとらわれない発想と行動が必要だと考えています。
最後となりますが、私たちは今後もお客さまの暮らしに無くてはならない企業グループであることを目指して、たゆまぬ挑戦を続けてまいります。今後とも、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。